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競泳水着を語る上でオリンピックは何かと重要な起点となります。メーカーにとってオリンピックは格好の宣伝媒体であり、当然、最新の水着を売り込むべく全力をつくしてきます。世界中の人々にとっても、オリンピックは最新の水着を多く目にする機会となり、結果、オリンピックを境に、世間での「水着のイメージ」が刷新されていきます。
で、バルセロナオリンピックですが、この後数年間続く、競泳水着の極端なハイレグ化と生地の薄化の口火が切られた大会であったと言えます。その後、1996年のアトランタオリンピック後までハイレグ化が進み、生地もより薄くなっていきました。この時期の競泳水着は「とにかく肌の露出面積が広い」「生地は薄く時として肌が透ける」「ピッタリと身体に張り付いた生地が肉に食い込む」等、特にフェティッシュを自認している訳でもない「普通の人」でも、見た目に「エロい」と感じられるような代物ばかりです。この「普通の人でもエロいと思える」という事は、ポルノグラフィとしての市場の拡大に繋がります。まだまだメジャーなジャンルでは無いにしろ、グラビアやAV等でのコスチュームとして使われる機会が増えていき、そういった流れの中で、よりコアなファン層や専門的なAVが世に形成されてきたのです。
その後、2000年のシドニーオリンピックでスパッツ型や全身を覆うタイプの水着が登場した事により、競泳水着のハイレグ化は一旦の終了を迎えます。現在、スパッツ型や全身型の競泳水着については、マニアの間でも賛否が分かれるところですが、どちらかと言うと否定派の方が多いようです。
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