それは、遠い過去の記憶。
楽しくて……せつなくて……美しい記憶。
暑い夏の日差しの中……
久遠寺睦は、この街に別れを告げるため、小高い丘の上にある公園にやってきた。
そこで、幼い頃遊んだ記憶のある少女と再会する……。
「――ずっとお願いしていたの。あなたがここに来ますようにって」
どこにでもある寂れた田舎街……。ゆっくりと時間が流れる空間。
睦は、そこから一週間後には引っ越してしまう。
しかし、不思議な雰囲気を持つ少女との再会は、睦に今までにはない
『何か』を予感させた。
白いワンピース
黒い髪
金色の瞳
彼女との出会いは、睦の運命をどう変えていくのだろうか?